ものづくりについて

階段をあがると、
工場です。

サンデシカの商品企画室は本社の2階にあります。
そのすぐ上が、縫製工場です。


01

できるかぎり、日本でつくりたい。

正直に書いておくと、サンデシカの商品は、全てが日本製というわけではありません。価格を抑えたいものは、海外の協力工場にお願いしています。海外縫製であっても品質を満たした製品であり、どこで作られていても、良いものは良いですよね。

それでも、できるかぎり日本で作りたいと思っています。ところが、日本でつくるのは、けっこうむずかしいんです。

素材を集めて、縫って、綿を入れて、仕上げる。工程ごとに専門の工場があって、そのあいだを部材が移動していきます。どこに何を頼めるのかは、工場に赴いて向き合わないと知ることができません。

「日本でつくろう」と
決めただけでは、作れない。
織機にかかった糸と、織り上がっていく生地

サンデシカは、名古屋で生まれました。繊維街があり、ものづくりの産業があり、布製品の歴史が色濃く残る町です。創業した2004年から、ここを起点に日本中の工場へ足を運んで、その技術を繋げた地図を作ってきました。技術のことも品質のことも、職人さんと対等に話せるところまで行って、やっと「じゃあこうしてみようか」が出てきます。

でもこの地図は、だんだん小さくなってきています。技術を持った工場が、日本からどんどん減っているからです。


02

だから、自分たちでも縫うことにしました。

縫える人が、減っています。技術は、一日では育ちません。

縫える人がいなくならないように、
自分たちで育てる。

2022年、自社縫製工場「株式会社MOMO」をつくりました。
サンデシカ本社と同じ建物の中にあります。

ばらばらの技術をつないで回すのが日本製の難しさなら、ひとつ屋根の下で最初から最後までものづくりができる場所を自分たちで持とうと思いました。裁断も、縫製も、綿入れも一貫してできる工場です。商品企画室から階段を上がれば縫製工場なので、「こんなこと、できますか?」とその場で相談ができます。

株式会社MOMO/愛知県名古屋市中川区。スタッフ16名(パート含む)。裁断・縫製・綿入れ。

どこでつくるのかで、道のりが変わります。

海外の工場でつくる

生地 ボタン 縫製 綿入れ 仕上げ 海外の工場で、最初から最後まで
船 日本へ

日本の工場をつないでつくる

生地屋さん
ボタン屋さん
縫製工場
綿入れ工場
仕上げ工場

自社で一貫してつくる

生地屋さん
ボタン屋さん
縫製 綿入れ 仕上げ MOMO(自社の3階)

継ぎ目をまたぐたびに、部材を運びます。


03

丁寧に縫う、ということ。

MOMOのスタッフに何を大事にしているか聞くと、「丁寧に縫うこと」と返ってきます。

心がけの話だと思われるかもしれません。でも赤ちゃんの寝具では、丁寧に縫えているかどうかが、安全に繋がります。

  • ほつれない端の始末と返し縫いは、破損しにくい品質のために徹底しています。
  • 外れないリボン、タグ、スナップ。取れたものが赤ちゃんのお口に入る危険性があります。しっかりと縫製ができているか確かめます。
  • 当たらないタグや留め具など、赤ちゃんの肌に当たると気になるものは、当たりにくいように仕立てます。
  • 偏らない綿は入れる量を重さで管理し、仕上げには手で確かめてそろえます。
  • 残らない折れた針が製品に紛れないよう、全て検針器を通します。

04

飾りリボンを、縫い付けるとき。

糸の素材、太さ、織り方。無限の組み合わせから、たった1つを決めるとき。
赤ちゃんのお布団に、仕上げの飾りリボンを縫い付けるとき。
どんな赤ちゃんが使ってくれるのかなぁと想像するのです。