妊娠期が進むにつれて大きくなるお腹と寝苦しさ。
仰向けは息苦しいし、横を向けば腰が痛い。どっちを向いてもしんどさがついて回ります。
ただでさえ妊娠中は眠りが浅くなるもの。そのうえ寝ているときまでリラックスできないのは体にこたえます。
そんな夜にためしてほしいのが、妊婦さん用の抱き枕。
お腹も足も、あずけてしまう
お腹を抱き枕のカーブに沿わせて抱き枕を抱え、上側の腕と足を抱き枕にのせると、お腹の重さも、腕と足の重さも、抱き枕がいくらか引き受けてくれるんです。全部自分で支えなくていい、というのがこんなに楽なのか、という感じです。
しかも、抱き枕に寄りかかることで、横向き寝の姿勢を少しだけ前に傾けられる。うつ伏せ寝とは長らく縁を切っている妊婦さんにとって、この前傾は、けっこう心地よいはずです。
シムスの体位とも呼ばれて、妊婦さんに推奨されている寝姿勢でもあるんです。

① 左右どちらか、楽なほうを下にして横向きに
② 下の足を少し後ろに引いて、上の足は前へ
③ そこに抱き枕を抱えて、上の腕と足をのせると安定します
抱き枕といっても、形はいろいろ
と、ここまで「抱き枕」とひとことで言ってきましたが、サンデシカの抱き枕、形が何種類かあります。せっかくなので、選ぶときの参考に違いをちょっと案内させてくださいね。
・emi(エミ)

妊娠中も抱き枕を使っており、もう妊婦を卒業したわたしですが、いま使っているのは「emi(エミ)」という、Jの字みたいな形の抱き枕です。
下側が平たく広くなっているのが特徴で、シムスの体位のように「上の足をのせる」とき、この平たく広い面がすごく良い。
あまり位置を気にせずドカっと足を乗せても、この広い面が安定して受け止めてくれるのが心強くて。私が使うと、かかとのあたりまで乗るのですが、足首まであずけられるのが気に入っています。
幅の広さがあるぶん、ふとももの内側にも沿ってくれて、これが心地いいんです。これもemiの形ならではのポイントです。
広い面は赤ちゃんが生まれたあと、授乳クッションの土台になります。妊娠中は足をのせて、産後は授乳で赤ちゃんを乗せる。同じ形が、持ち場を変えて長く働いてくれますよ。
・三日月型

両端が細くてお腹に沿うシンプルなC字の抱き枕。シンプルなぶんお手頃です。レギュラーとラージがあって、多くの妊婦さんを支えてきたロングセラー抱き枕。
くも型

名前のとおりモクモクした窪みのある形。窪みに手や足を巻きつけて使いたい人に。抱きつく感覚が好きな人には、こちらが合いそうです。
・Buddy(バディ)

Buddyは、助産師さんと共同開発した抱き枕。お腹に当たる部分に流動するビーズを使っていたり、足を乗せやすい窪みがあったりと、妊婦さんへのフィット感を追求した形です。(こちらのみ、授乳クッションにはなりません)
ちなみにemiにはサイズが3つあって、身長で選び方が変わります。ここは以前、わたしと妊娠中の義妹で抱き比べをした記事があるので、参考になったらうれしいです。
〔参照:妊婦さんのための抱き枕 妊婦さんと抱き比べてサイズ選び〕
どっちを向いても寝苦しい妊婦さんの夜に抱き枕を。
そして、夏の夜には無理せずエアコンも味方にしてくださいね。